短期のリボ払いは金利が割高
私は金利について、全く何も考えていませんでした。
一般的にリボ払いは金利が高く設定されていて、半年程度の期間であれば他の返済方法の方が金利は安いということが後で分かり、残念な思いをしました。
しかも、後述の事情によって予定通りの返済ができず、結果的に追加で3万円のキャッシングをすることになってしまい、返済期間が延び、利子の支払い額がよけい大きくなってしまいました。
少額のキャッシングやローンも積み重なると大きな金額に
この頃、新しく買ったパソコンも12回払いのローンを組んでいて、月々12,000円程度の支払いがありました。それだけではなく、スマホの故障で機種変更が余儀なくされ、追加で月々2,500円ほど支払うことに。
学生時代の奨学金の返済も毎月13,000円ありましたので、気付けば月々の支払いが5万円近くになっていて、家計をかなり圧迫していました。
これは余談ですが、保険会社に勤める友人の話だと、私のように(少額であっても)複数のキャッシングやローンが積み重なると、個人の信用情報の調査が入ったときに「リスクあり」と見なされるそうです。(個人の信用情報は、キャッシングやローンの審査や不動産の賃貸契約のときなどにチェックされます。)
また、複数のキャッシングやローンを組んでいて、なおかつそのうちひとつでも返済の滞納記録があった場合、新たにローンを組むのは難しくなるのだとか。そのため、後述の追加のキャッシング先を探すのに苦労しました。
今回の私のように、「支払い額も小額だし、あらかじめ支払い額も確定しているし大丈夫!」と思ってどんどん少額のキャッシングやローンを増やしていくと、いつの間にか大きな金額になることもあります。
お金の要るイベントは急に訪れる
何かが壊れて買い直す必要があったり、急な出張が続いて経費をしばらく自分で肩代わりしなければならなかったり、断れない飲み会やパーティーに誘われたり、お金の必要なイベントは、いつも急に訪れるものです。
こうしたお金がかかるイベントが発生するということを見越して、余裕のある返済計画を立てなければならないと思います。私の場合、新たなイベント発生によって綱渡りの返済計画が壊れ、結局追加でユニーファイナンスから10万円キャッシングをするハメになってしまいました。
返済シミュレーションは長期で考えるべき
これらの体験から、キャッシングやローンの返済シミュレーションをする際は、長期で考えるべきだという結論に至りました。
キャッシングの利用計画・返済計画を立てる際のポイントについて整理すると、
- 借り入れ金額は妥当か?余分に借りすぎていないか
- 毎月の合計支払い額はいくらになるのか
- どの返済方法が有利なのか(いちばん返済総額が少なくてすむのか)
- いつ、どんなイベントが起こる可能性があるのか
- 毎月、余分にお金は残るか
というところに気を配っておく必要があるかと思います。
借り入れをすると、返済が長引くほど利子が高くなるために、短期で頑張って返済したいと思うところではありますが、短期で返済することにこだわらず、自分の状況をよく考えて、たとえ長期になったとしても、無理のない返済方法を選択することが大切だと思います。
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今回は、結婚式に出席するために人生初のキャッシングをした体験談を紹介しました。いかがだったでしょうか?体験談を投稿してくださった方もおっしゃっている通り、お金が必要になることはいつも突然訪れます。なかなか予定通りにいかないんですよね、人生って。
そんなピンチをキャッシングで凌いだわけですが、その他にも少額ローンがあって返済が思うようにいかず反省されています。
キャッシングにしろローンにしろ、便利なものですから生活していく上で必要なお金を得る手段としては、確保していたいものです。その手段を手放さないためにも返済は間違いなく行いたいものです。
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社会人2年目の夏。
大学時代にお世話になっていた先輩から、「神戸で結婚式を挙げるので来てほしい。」と連絡がありました。二つ返事でOKしたものの、その直後に会社から辞令を出され、私は京都から東京に転勤することになってしまったのです。
引越し費用の大半は会社が持ってくれたのですが、これを機会にとテレビを地デジ対応に買い換えたり、家具を買いそろえたりしているうちに、お金を使い込んでしまいました。結婚式が給料日の前の週だったこともあり、手元の現金が心もとない状態に……。
仕方がないので、私は人生で初めて、キャッシングを利用して、ご祝儀代と二次会費用、交通費、宿泊費を考えて合計10万円程度を借りることにしたのです。
返済については、(返済がちゃんとできるか不安だったので)月々の返済額が均等で計画が立てやすい「リボ払い」で返していくことにしました(4回払い)。
しかし、返済を終える頃には、もっと長い目で見て返済計画を立てるべきだったなと後悔している自分がいました。